イスラエル・トルコ旅行記 イスラエル編3日目(3/9)

宿のベッドは寝心地よく、たっぷり眠ったので疲れは完全に取れた。宿で朝食も用意しているが、7ドルと少し高い。代わりに、もういらないから、とテルアビブの宿で宿泊客にもらったパンに、機内食でもらったバターと塩をかけて済ませた。

朝食のパン
腹はふくれた

外へ出てまた旧市街へ向かうことにした。
雲一つなくて日差しも暖かい。散歩にはうってつけだ。

まだシャバットだからか人通りはほとんどない
まだシャバットだからか人通りはほとんどない
桜だろうか
グラフィティ
グラフィティも盛んなよう

旧市街にはいくつか門がある。昨日入ったのは新門というらしい。有名なダマスカス門というのが近くにあるので、そこから入ることにした。

城壁が続く
日本っぽい
ひなたぼっこをする男性
ダマスカス門
ダマスカス門


旧市街は信者ごとにアルメニア人、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の4つの居住区に分かれている。3つの宗教の聖地がここエルサレムになる。

中に入るとすぐに土産屋が並ぶ。まずは昨日途中まで見たヴィアドロローサを周ってみることにした。

マリア生誕の地
マリア生誕の地


そのままムスリムの居住区に入ると観光客もいなくなり、ガラッと雰囲気が変わった。小さい路地で子供が遊んでいて生活感がある。

途中見つけた屋台
途中見つけた屋台
コロッケ
コロッケ。肉と玉ねぎが入っている。10NIN。
この「エッケ・ホモアーチ」は135年にハドリアヌスが建てさせたらしい

今度はユダヤ教の聖地、嘆きの壁へ向かう。道が本当に入り組んでおり、地図があってもなかなかたどり着けない。

水を汲むことができる
水を汲むことができる
荷物検査をしているのを見つけた。おそらくここが嘆きの壁だろう。

荷物検査のゲートをくぐるとだだっ広い広場のような場所に出た。正面の壁にたくさんの人が集まっている。
今まで狭い空間にいたので開放感があって気持ちいい。
壁の近くにはイスと譜面台のようなものがおいてあり、教典をそこに置いて祈っている人もいる。
壁の横に小さな建物があった。建物というより併設しているスペースといったほうがいいだろうか。入ってみると広いとは言えない中で、壁にいるよりもさらに多くの人が熱心に祈っている。その光景が荘厳で、なんだか観光気分で入ってはいけない気がして、入口で手を組みじっとしていた。無宗教の自分にはわからない感覚だ。

奥に見えるのはイスラム教の「岩のドーム」

しばらく壁を眺めながら休んでから歩くと外へ出てしまった。糞門というところらしい。

糞門
糞門
洗濯物を干している

外を歩いて今度はアルメニア人居住区のほうから入ってみる。
門をくぐっても高い壁がそびえており、居住区には入れないのかと思ったが、壁の切れ目に教会が建っており、そこから中に入れるようだ。
入るとほとんど人はおらず、ここも荘厳な雰囲気がある。
さらに中に入れるような幕があるが、さっき見たキリスト教の絵柄とだいぶ違っている。
中に入ると何か儀式のようなものを行なっている。教会の雰囲気も司祭が着ている服も今まで見たキリスト教のものとは違っているし、そのうちKKK団のような真っ黒な服と頭巾を着た人もやってきた。
その光景と司祭たちの歌声が畏れ多く固唾をのんで見守っていた。結局最後まで見入ってしまったが、どんな背景があるのだろうか。

聖堂の入口
聖堂の入口
キリスト教居住区にあったものとは雰囲気が違う
キリスト教居住区にあったものとは雰囲気が違う

しばらく歩くとまた雰囲気が違ってきた。ユダヤ教の居住区に入ったようだ。新市街や嘆きの壁でも見かけた、超正統派の格好をした人がたくさん歩いている。
閉まってはいるが、この辺りにはチェーン店のようなカフェやレストランが多くある。ムスリムの居住区もそうだったが、この人たちはここで生活を送っているのだ。こんな遺跡みたいな所で…と思ったが大きなお世話だろう。ただ、住んでる世界の違いになんだか尊敬…畏怖…、どんな気持ちだろうか、とにかく敬意を表したくなったのだ。

休憩スペース
休憩スペース
猫がいる
猫がいる
案内してくれるんだろうか
案内してくれるんだろうか
もはや迷路
もはや迷路
地下のようなところもある
かなり現代的な公園
かなり現代的な公園
レゴだろうか
レゴだろうか
歩いているうちに高いところに来た。兵士が休んでいる
歩いているうちに高いところに来た。兵士が休んでいる
呪術的なオブジェ
呪術的なオブジェ
大渋滞
大渋滞
夕日に照らされる城壁がきれいだった
夕日に照らされる城壁がきれいだった

帰る途中スーパーへ寄ったが、驚くことに卵が900円。日本じゃ考えられない。安く済ませようと10NINのカップラーメンを買って宿のラウンジで食べることにした。

これで300円
イスラエルのビール

ラウンジはたくさんの宿泊客で賑わっていた。お湯を沸かしてラーメンを食べていると、隣から日本語が聞こえてきた。
見ると旅慣れてそうな初老の男性二人と若者が話している。思わず日本の方ですか、と話しかけると快く会話に入れてくれた。初老の男性たちはそれぞれ田中さんと山川さんといい、特に70歳近い山川さんは60カ国以上を周っているらしい。若者は実は韓国人で、これまで韓国からユーラシア大陸を電車で横断してきたらしい。日本語があまりに流暢で、ずっと日本人だと思っていた。


宿の人がもうシャバットは終わったというので、みんなで外へ出てみることにした。
さっきまで眠ったような街が、見違えるほどに賑やかになっていた。通りは人であふれ、もう8時を過ぎているのに今から開く店もある。なんだか楽しくなってきた。

宿に戻って、若者と山川さんは部屋に戻り、田中さんとしばらく話した。とても人当たりが良い人で、今日もバスで会った旅行者と一緒に観光してきたらしい。田中さんももう40カ国は周ってきていて、明日は朝早くから隣のヨルダンへ向かうと話していた。自分はこれから海外に行くことはなくなっていくのかなあと思っていたが、3人に会って年を取ってもまだまだ色々な国を周りたいと思った。

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